ピルを飲んでから血栓症になるのはいつ?初期症状はこれだ!ふくらはぎに注意

ピルの困りごと

 

低用量ピルを服用したら、心配なのが【血栓症】だと思います。飲んでから症状がでやすい期間は今までの研究で判明しています。

とはいえ、身近で血栓症関係の病気をしたことがある方がいる人以外はどんな病気か・どんな症状がでるのか分かりづらいと思います。

血栓症がいつからでやすいのか、初期症状とその対策をこの記事では紹介していきます。

 

 

血栓症ってどんな病気?

引用:血栓症ガイドブック

血栓症とは、血液のかたまりが血管の中でつまってしまう病気です。

原因は様々考えられますが、血管の中に血の塊(血栓)ができてしまって血管がつまってしまい、血流が滞る・ストップしてしまう病気のことです。

詰まってしまった先は正常に血液が届かなくなるのでそれらの部位・臓器が正常な働きをしなくなってしまったり、壊死してしまったりします。

血栓症が原因の代表的な病気は

・エコノミークラス症候群
・脳梗塞
・心筋梗塞

です。いずれも耳にする機会が多い病気ですよね。

治療が遅れてしまうと命に関わる病気ですが、すぐに対処すれば後遺症もなく完治することが可能です。

 

どうしてピルを飲むと血栓症になりやすいと言われているの?

 

実際には、なりやすいといっても服用していない人に比べて数%確率があがる程度。

 

とはいえ、重大な副作用の一つなので大事なことです。

ピルに含まれるエストロゲンという卵胞ホルモンが、血液を固まらせやすくする作用があります。

そのため、ピルを服用してはいけない人と言われている項目に

・高血圧の方
・静脈血栓症など、病気にかかったことがある方
・ひどい偏頭痛持ちの方
・35歳以上で1日に15本以上の喫煙される方

という項目が記載されているんです。

 

他にもデスクワークが多く運動量が少ない方血液がドロドロになりやすい食生活を送っている方、不規則な生活の場合なども注意する必要があります。

 

いつ血栓症になりやすい?服用してからの時間

 

ピルを服用しはじめて3シート以内の血栓症発症率が高く、さらに1シート以内で発症していることがほとんどだそうです。

3シート以降はその危険性もさがり服用していない人と同程度ではないかと言われていますが、3か月以上1年以内に発症した少数の症例もあったので体調の変化には注意が必要です。

 

また、一度ピルを中断して数か月~数年後などにまた再度服用した場合も初めて服用したときと同じです。

最初の3シート以内に血栓症の症状がでやすいので「前は大丈夫だったから」と安心せず、体調をよくチェックしてみてください。

 

血栓症の初期症状とは?こんな症状が現れたらすぐ病院へ!

では、実際にどんな症状がでたらキケン!なんでしょうか。

代表的な血栓症の初期症状を紹介します。

 

下肢(主にふくらはぎ)が血色が悪い・急に痛みだす

 

どちらか片方だけにでることがほとんどです。

片方の足の血色が急に悪くなり(赤黒いような)、突き刺すような痛みがでて動かしづらくなります。

動かしにくかったり、正常な方の足に比べて明らかに腫れている場合も血栓症の疑いがあります。

 

突然胸が痛くなる

 

心臓の血管が詰まった・肺の血管がつまったことで胸が痛いと感じるパターンの2通りが考えられます。

どちらも、胸を押さえてうずくまってしまうような鋭い痛みを感じることが多いのですぐに気が付くと思います。

かなり苦しいと思うので「横になって様子を見よう」とはせず、すぐに病院へ電話しましょう。

 

息が苦しい・息切れが酷い

 

「痛み」という症状ではないのでわかりづらいかもしれません。

が、【異常な息切れ】なので普段とは違う体調の変化になります。

例えば

・階段を4段あがっただけでゼーハーする程の息切れ
・息を吸っても吸っても酸欠状態
・普段は10分でつく道のりが、あまりにも息切れするので40分かかった

などといったかんじです。

 

肺の一部が血栓で詰まってしまうと、詰まった先が機能しなくなり酸素を吸収できなくなり息切れが起こります。

早く治療しないと肺が壊死する可能性もなくはないので、早急に受診が必要です。

 

酷い頭痛・ずっと頭痛が続く

頭が破裂するんじゃないかと思うほどの鋭い痛みを感じる頭痛の場合は要注意。

また、頭痛が収まらず、数日中ずっと続く場合も医師に確認してみましょう。

 

目の前が暗くなる・ちかちかする・かすむ・めまい

 

・目がかすんだり、視野が狭くなるなどの急性の視力障害
・目の前が暗くなる・ちかちかする・めまいなどの意識障害

 

これも血栓症の初期症状として挙げられます。

貧血がもともと酷くてめまいを起こして倒れる経験を何度もしている人は「目の前が暗くなる」など、違いが分からないかもしれません。

貧血持ちの人は医師にも相談して血栓症の他の見分け方を聞いて、自分の診断で過信しないで何でも病院に相談しましょう。

 

舌がもつれて喋れない

 

・自分では普通に発音しているつもりなのにきちんとした発音ができない
・口の動きが急におかしくなった

こんな症状が起こることも。

人と話す機会が少ないと把握するのが遅れるかもしれませんが、他にも

  • 飲み物を飲んでいたら口からこぼれてしまっていた
  • 咀嚼がうまくできない

という【口の動きが思った通りにできない】状態にあるので、異変に気付くきっかけになります。

 

初期症状は様々!でも、複合して出ることが多いから見逃さないで!

 

今まで全く病気をしたことがない人からすると、明らかに異常として自覚できるのですぐ受診できると思います。

が、持病があって勘違いをしてしまったり、「ちょっと体調が悪いのかな?これくらい休んどけば大丈夫」と自己診断してしまう人もいます。

血栓症は一つの症状だけ出るというわけじゃなく複合的に色々な症状がでやすいので、おかしいなと思ったら血栓症を疑って考えてみましょう。

 

【ピルを飲むと、血栓症になる確率があがる】

ということを常に意識していれば体の変調に気付くことができると思います。

 

最後に、血栓症の初期症状をまとめます!

・下肢の血色不良・痛み
・急激な胸痛
・息が苦しい・ひどい息切れ
・頭痛
・目の前が暗くなる・ちかちかする・かすむ・めまい
・舌がもつれてうまく話せない

 

 

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