今回は、【低用量ピルを飲む時のデメリット】についてお話します。
この中には基本的に「副作用」は含みません。
・吐き気・気持ち悪さ
・眠気
・胸の張り
・体毛の増量
基本的にこれらは副作用として、今回の記事内にはあげません。
ピルの副作用をもっと詳しく知りたい方はこちら⇒
ピルを飲むことによって日常的に感じるデメリット
- 毎日決まった時間にピルを飲まないといけない
- 薬を貰いに行く、血液検査などが手間
- お金がかかる
- 親に言いづらい
- 彼氏に薬を飲んでいる所を見られるのは気が引ける
- 他の病院に受診した時にピルを自己申告しないといけない
といったところでしょうか。
これから筆者が飲んでいて感じた事です。
中には飲む理由・飲み始めた時期によっては当てはまらない場合もありますが
自分が気になる所を読んでいただければいいと思います。
デメリットの部分を1つずつ解説
毎日決まった時間にピルを飲まないといけない
これは、低用量ピルの宿命ですね。
低用量ピルには1シート28錠(28日分)と21錠(21日分)があります。
28錠の方は7日分の偽薬がついているので、
それを含めると毎日365日飲み続けます。
21錠の方は偽薬がついていないので、
3週間分(21錠)のんだら1週間(7日分)はお休みになります。
が、8日目の同じ時間にはきちんとピルを開始しないといけないので、
忘れっぽい人でなくてもソワソワします。(私だけ?)
ピルのメリットとして、
「旅行に行くときも生理がずらせる♪」
ってのはありますが
結局旅行いくときもピルは持っていくので、
ある意味煩わしいです(笑)。
また、一緒に行く人(親・恋人・友人)に
ピルを飲んでいることを伝えていればいいですが
そうじゃなければ隠れて飲まないといけないので面倒ですよね。
私的には「なんとなく恥ずかしい」とコソコソ飲むのが一番精神的にめんどうでした。
薬を貰いに行く、血液検査など が手間
これも大変デメリットだと思います。
1~3か月毎に薬を婦人科へ貰いにいき、
半年~1年毎に血液検査&結果を聞かないといけません。
(今は検査を任意にしている病院も増えてきているようです。)
病院は土日休みの所も多いですし、
自分の休日と病院の休日が同じだったら貰えません。
ピル自体が毎日飲まないと効果がないので
「あ、今日なくなっちゃったから来週貰いにいこう~」
というのは通用しませんよね。
=残り数を自分で把握して、貰う日をしっかり決めておかないといけない。
仕事をバリバリしていて平日は休みがないって女性にとって、1~3か月に1度とは言え、手間です。
お金がかかる
社会人の方にはそこまでの負担ではないかもしれませんが
学生の場合は超負担です。
ピルって、女性自身が病院に行って、薬を貰わないといけないので
避妊目的だったとしても彼氏に
お金を払ってもらうっていうのは難しいですよね。
(彼氏からピル飲んでと言ってきた場合は別ですが。)
ピル自体の料金:毎月1800円~3000円
血液検査:1回3000円~6000円
になります。
これは(特に一人暮らしなどの)学生には厳しい値段です。
値段で諦めてしまう人は多いでしょうね。。
親に言いづらい
親御さんと友好な関係で、
ピル・避妊に理解を示してくれるならいいんですが
うちの親のように
「ピルなんて薬。危ないから必要ない。」
というような否定的な言葉を言う人なら言いづらいですよね。
ピルを飲んでいると
健康保険を提示したり(身分証明書代わり?)
何か病気で入院した際など、
「ピルを飲んでいます」と伝えないといけません。
他にもピルシートを忘れないようにみえやすい所に置いていたり
たまたま自分が飲んでいる所に出くわしたり、
バレてしまうかもしれません。
・・・って考えると面倒ですよね。
彼氏に薬を飲んでいる所を見られるのは気が引ける
彼氏によっては反応は違うかもしれません。
ただ、私の彼氏(現旦那)は
「ピル=体に悪い?妊娠できなくなったり、問題はないの?」
というような疑問を抱いていたようです。(あとあと知った)
普段は気にしていないようなんですが
たまにピル(薬)を飲んでいる所を目撃すると
「何飲んでるの?」と必ず聞いてきます。
「ピルだよ~(このやりとり何度目w)」と言えば
ああ、なるほど と納得した顔してるので、文句はなさそうですが。
「何飲んでるの?」と言われると ちょっとドキっとする。
悪い事はしてないんですけどね。
なんとなく、低用量ピルや生理用品、性の話なんかは男女間・親子間、
言いづらかったり話題に出しにくかったりしますよね。
男性によっては妊娠できなくなりそう、
といった思い込みを持っている人もいるので
話すのに抵抗を持つのも仕方ありません。
他の病院に受診した時にピルを自己申告しないといけない
これは、必ず申告しましょう。
風邪をひいた時に病院に行ったり、
耳が痛くて耳鼻科に行ったり、歯が痛くて歯医者に行ったり。
そこで「常用している薬はありますか?」と
聞かれるので、
「低用量ピルを飲んでいます」と言ってください。
(その場合、どこのクリニックで貰っているのか、
など聞かれる場合もあります。)
抗生物質は、ピルの効果を下げるので
お医者様に言わないで普通に薬を貰って妊娠してしまった・・・
というのは最悪です。
とはいえ、今はピルの効用を下げないお薬などもあるので
専門家の指示に従うのが一番です。
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