避妊に失敗した・なんとなく不安な性交だった・妊娠を希望していない…そんな時にお世話になるのが中用量ピル。
どんな避妊でも完ぺきな避妊はないと言われています。低用量ピルやIUDなど、女性が積極的に避妊をしてる状態なら自身で把握ができますが、コンドームだと【途中で外れた】【しっかりつけてくれたのか不安】なときもあるかと思います。
そんな時に使うのが中用量ピル(緊急避妊ピル・緊急ピル・アフターピル、ともいう)です。今回はi-pillという中用量ピルを使った感想をまとめています。
緊急避妊ピル・i-Pill(アイピル)1.5mgをオオツカ堂で購入しました。
アイピルは中用量ピルです。
⇒中用量ピルって何?って方はこちら
避妊に失敗した!と思った性交渉から72時間以内に飲むと排卵を遅らせ、受精しないようにする効果があります。早く服用すればする程、避妊効果は高くなります。服用すれば確実に避妊できるわけではありません。堕胎薬ではありません。生理を遅らせたい時などにも処方されることがあるようです。
私はオオサカ堂から個人輸入で購入しました。緊急時に注文しても絶対間に合わないので先に購入して保管していました。

当時(2017.3月)は3箱で1300円くらい。めっちゃ安い。
i-Pill(アイピル)1.5mgの実際の写真はコチラ
これが届いたアイピル。
表から見た写真です。
説明書は入っていますが日本語じゃないので読めません。
箱がペコっとなってますが、海外製によくある?雑な扱いというか。標準仕様です。
アイピルはノルレボ式なので1錠タイプ。
ヤバイ!と思った時に1錠のんで完了です。
裏面。英語です。使い方は日本も海外も同じ。
72時間以内(避妊の確率を高めたければ避妊失敗した時から24時間以内)に服用しましょう。
中用量ピルは排卵を遅らせる効果があるから、排卵が遅れている間に精子が消滅するのを待ちます。
中用量ピルを飲む前に排卵したら意味ないので早く飲むほど効果があります。
あと、これは何度も注意しますが、妊娠してから飲んでも意味はないということ。(堕胎薬ではない)
飲んだけど妊娠してしまった!ということもあります。その場合、ピルを飲んだからといって胎児に悪い影響はありません。
アイピルを飲んでみて
普段低用量ピルを服用していますが、たまたま輸送の関係か普段よりもピルの到着が遅れてしまってピルが間に合わなかったのでいつもの安心感はない上での性交渉でした。
【もしものために】アイピルを事前に購入していたので、とりあえず性交渉をしてからすぐにアイピルを1錠服用。
そして服用してから8日後の夜に出血がありました。(次の生理予定日よりも10日程早かった。)
普通の生理と同じ始まり方でしたが、全体的に出血量は少なめでした。
出血継続日数は通常の生理と同じくらい。でも、茶オリのような出血が続くくらいでかなり軽い生理でした。
私が感じた副作用は
飲んだ初日は「何となく胃がムカムカ?気持ち悪い感じがする。」という状態のみ。
次の日なども変わった様子はなし。

中用量ピルは副作用が強いって口コミが多かったから副作用がないのも「効いてないんじゃないの?」って不安があったの。
私の場合は単純に副作用が軽い・ないパターンだったようです。(もともと低用量ピルでも副作用は少ない)
一般的に、緊急避妊としてピルを飲んだ場合は早くて3日~遅くて2週間(通常の生理と同じ時期くらい)に来ることが多いようです。
生理サイクルよりも遅れていると、妊娠の可能性もあるので検査してくださいね。
アイピルの総評
私の場合は結婚しているので妊娠しても、まあ・・・・問題はなくはないですが、一応はないです。
堕胎というのは女性の肉体的・精神的の負担的な面からできるだけ避けたいです。
本来であれば、しっかり避妊ができる方が当然いいんだけど
- 断れない
- 何らかの事故・失敗
- レイプ・無理矢理
という状態は誰しもが起こり得ることです。
とはいえ、日本では低用量ピルにも中用量ピルにも医師の処方箋が必要で
未成年は保護者が積極的に服用させない限り服用するのは難しいんじゃないでしょうか。
安易に中用量ピルを飲み過ぎるのは良くありませんが
未成年で妊娠して将来が真っ暗!!ってなるよりも低用量ピルを服用したり、中用量ピルをもっと手ごろに手に入れることができるようにする方がいいんじゃないか思います。
日本の産婦人科で処方してもらえますが、理由を聞かれたり病院に入る所を知り合いに見られたりと、精神的にきついものがあります。
値段も10,000~15,000ほどすることが多いので、金銭的にも痛いですよね。
そう考えると1つ購入して手元にあるのは安心感を買うという意味でもオススメです。
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